小道があった頃

今朝もわたしはテラスのある家にSPの様子を伺いに行った。
SPは元気だった。
だが、当面SPは帰ってきてくれそうにない。

何故なら、下水工事は一応落ち着いた。
工事人たちも工事のネタが尽き始めてるのであろう。

だが、これは大昔今を去る2009年春のうちの物干しからの様子。

この赤い屋根の小さな家の住人はここを去り、次、取り壊され、次更地になり、今現在次なる家が建設中だ!

昨日まで地面にコンクリートを流し込み、その上をプクが夜になると走り、狼藉を働いた。
だが、幸い猫の足あとは皆無。

それが!!今朝超デカイクレーン車がきたと思ったらああーーーーーっつ、て間に家になりつつある。
今見に行ったらもう2階部分まで家の枠組みが出来てる。

家つくりの工事人たちエライ(^-^)
だが、褒めてばかりもいられないのがSP事情。

これじゃSPがいつまでたっても帰ってこないよ。

更に、今を去ること数年前逆側の家々も道路を拡張した。
2008年の秋。このような小道が盲学校のグラウンドまで続いていた。

若き頃のSP。
小道に佇んでいる。

この頃、SPはファミリーでこの小道沿いの家々(うち含む)からご飯をもらい軒下を借りて暮らしていた。
SPが子猫の頃強引に捕まえなかったのはこのファミリーから引き離すのが辛かったからだ。

プクとプクのお兄さん(この猫はうちの犬小屋で暮らしていた。)お母さん、おじさん。
そして、ここのブログの看板猫のブサこと本名カールがボス猫として君臨しファミリーが結束して若輩者のプク(こいつは捕まえてうちの猫になった。)とSPを保護していた。

だが、不幸にしてカールは車にやられて頓死し、伯父さんのクロオ、お母さんのクロメ、お兄さんのネクが相次いで他界。

その頃と前後してここの小道とそれに沿った家々の地主サマが、皆様の家に車庫が作れるよう道路を拡張します!
と、、、。イヤだ。わたしもこの小道が好きだ。この小道には小鬼が住んでいてSP一族を守ってくれてる。

拡張なんかしたら小鬼の祟があるからな!覚悟すんだな!
わたし心の中で喚きつつ、仕方ないじゃないよ(゚Д゚)ノ

うううっ。小鬼の祟は確かに起こり、一族が相次いで他界した(´;ω;`)

そしたら、まぁ、次はこの赤い屋根の小さな家が退去。
更に、道は広がり立派な道路となった。

次はなんの祟があるかな!?
木霊の祟があるからな。何10本木を伐採したんだ?

わたしの嘆きをよそに、例の秘密基地まで更地にされ小さな赤い屋根の家のあとは3軒家が建つ。

祟り置いといても、この小道に佇むSPの写真が2008年ということはSPはもう10歳を超えている(@_@;)
一族の中で最も若かったのでまだ4,5歳か?と、思ってたが歳月は待ってはくれなかった。

ということは、わたしには残された時間はあまりない。
冬までにはうちの猫にしなければ、、。

工事はいったいいつまでやってるんだヽ(`Д´)ノ
するならするで早くしろ。

でも、、。あの頃は良かった。あの頃に戻りたい、、(;_;)





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