竜舌蘭

朝方、わたしが朝顔植えていたら、この近辺に不審人物が出没するの警察に届けた!!
とのお話。

違うわたしじゃない!わたしは猫を探していただけです!
だが、わたしは疑われてはいない。
何故なら、不審者は男。そして塀を乗り越えて浸入を試みた。

なので、近所のおじさん警察に通報。
そっか、わたしは疑わないでくれ。
わたしは猫女を装ったドロボーではない。

猫は少なからずドロボー猫かも知れないが、猫は現金や貴金属盗んだりはしないであろう。

わたしの知ってる最も偉大なドロボー猫クリストファーが盗んだ戦利品は、鶏肉の塊、そして生きたニワトリ2羽。

不審人物に近頃間違えられやすいわたしであるが、それにはワケがある。
下水工事及び、盲学校の運動会の練習でSPがすっかりうちの辺りのテリトリーから姿を消したのだ。

毎夜、この菜の花咲く空き地に行ってもSPはいない。
少し前までは毎日わたしが来るのを待っていたのに、、。

昼間見るとこのように一面の菜の花が咲き誇っている。

だが、SPは来ない。
これで手を拱いているわけにも行かないでSP探索に乗り出す。
だが、SPどうやらテラスのあるおうちに入り浸っていることが判明!

SPめ!裏切ったな!とは、一瞬思ったが、、。
そんなことは考えないよSP。みんな、あの工事と運動会のせいだ。
SPは悪くない。

昨日、うちの物干しから見るとなんとSP盲学校のグラウンドの用具置き場の前にうずくまっていた。
SPどうした!気分でも悪のか?

わたしグラウンドの金網のところに行ってSPの名を呼ぶ。
SPむっくり起きてノコノコという感じでそれでも元気よく、わたしのほうに来ようとしたが、、。

工事人がひとりいるのを発見(したらしく)とっとと踵返してテラスのあるおうち方面に去って行った。
SPよ。明日で運動会は終わる。
工事人たちに確かめたところあともう少しでここの工事からは手を引くそうだ。

帰ってくるのだSP。

菜の花畑には竜舌蘭も生えてきた。
ここはしばらく(正確には1年前)前までは竜舌蘭まるけだったのだ。

今日もこれから、レッスンが始まるまでの時間SP探索にわたしは励む。
菜の花と竜舌蘭に囲まれたちっちゃなお城。きっと作るからな。