SP捕獲術

昨日は晴れた暖かい日であった。
SPもこのように明るい日差しの中わたしに昼寝から無理やり目覚めさせられたらしく寝ぼけ顔。

眩しいのと(+_+)寝ぼけているので銀杏色の瞳は半目になっているが、白い眉ヒゲが相変わらず美しい。

お兄さん猫のプクもこんな日は日向ぼっこをして過ごす。

猫たちとヒッキー業のわたしとの平穏な日々。
だが!
超ド級の変化は訪れている。

見てくれ!

秘密基地と名づけた竹山は今やこのようにズンベラボーの開発中の宅地に姿を変えた。
違うスポットからは

このような泥山と化した。

これでは、春の花咲く大竹の生い茂った小高い丘に入り込んでSP達とわたしだけの楽しい時間を過ごすわけには行かなくなった。

なんとかせねばならない。
プクよ。SPを説得しておくれ。
SPうちの猫になるのだ!

だがまぁ、とりあえずSPは今のところピンピンしている。
今朝もテラスのあるおうちのテラスにいるところを見かけた。

日々動物病院通いを続けているのはちゃちこ。

元気にはなってきた。

そして!その動物病院で素晴らしいSP捕獲術を伝授してもらった。
うううぅ、さすがプロ。

その方法は!
うちは背負子式のペットキャリーだが、手提げ式のペットキャリーを用いる。
手提げ式のキャリーの中にSPご飯とミルクを仕込む。

SPは食い意地が張っている。
その手提げ式のキャリーの中でのお食事に慣らす。

慣れて油断したところをフタを閉めてしまう。
捕獲完了。

なんという天才的な発想なんだ。
時期見て試そう。
ヤツは用心深い、その上すばしこい。徐々に慣れさせるのだ。

SPわたしに捕獲されてうちの猫となった暁にはちゃちことランプと仲良くしておくれ。





クリストファー物語

息子が保育園児から小学生になって少年野球を始めた頃から、うちの猫となったシーラ、ちゃぴこの伯父さん猫に当たるクリストファーが、放浪の旅に出た。
とはいえ、わたしたちの家に来ないわけではない。

時々やってきて狼藉を働いた。

アル、ぶっちゃん、クリストファーの3兄弟猫の中で元の飼い主失踪の件もあり、クリストファーはグレてしまったのだ。

息子小学校入学の夏休み、わたしも息子もはじめての夏の少年野球の試合に出たり、プールに行ったりで夏を楽しんでいた。

そんなある日、アパートの植え込みの茂みに隠れたクリストファー緊張にしっぽが震えている。
クリストファー超大型オニヤンマを狙う。

だが、そこに現れたうちの息子より年長の少年の1団、捕虫網と虫かごを携帯。
クリストファー獲物を横取りされるのでは!?Σ(´∀`;)
のわたしの悪い予感は残念ながらあたり、少年たちに見事でっかいオニヤンマは横取りされた。

少年たちは横取りしたなんて思わないだろうが、クリストファー的には獲物を強奪された気分であろう。

クリスストファー絶望のにゃー声を発する。

クリストファー耐えるのだ。人生は理不尽、猫生だってそれに負けずに理不尽なことだってあるのであろう。

だが、飼い主に見捨てられたと思い込んでいたクリストファーは更なる傷を負い、とうとうグレてしまった。

テリトリーを広げて離れた場所でクリストファーを見かけることが多くなった。

今思うと不思議だが、アパートの駐車場に本物の鶏がいる鳥小屋があった。
小さめの鶏が約10羽飼われていたが、どのようなテクニックを弄したか?クリストファーは鶏を捕獲して食べてしまった(T_T)/~~
バーベキューの肉を盗んだ。
犬を追っていじめた。

わたしはクリストファーにうちの猫になることを提案したが却下され、放浪の旅に出てしまった。
時々、傷を負って元の飼い主のアパートに帰ってきていた。

そのような日々が続いた翌年の夏、わたしは息子と柏葉公園の夏祭りにでかけるところをクリストファーに出会う。
だが、クリストファー肉球に傷を負っていた。
クリストファー病院に行こう!

だが、クリストファー足を引きずって去っていく。
次見かけたら捕まえて病院に連れてったほうがいいね。
息子と話し合い。

もしかしたら、わたしだけの手には負えないかもしれない。
近辺で有名な猫おばさんに相談することを決意。





はじめての試合

猫が飼える家。そして息子少年野球チームに入る。
そのようにして、猫と少年野球の日々が始まった息子小学校1年生の夏、はじめての試合出場となった。

なんと、主力選手の5年生が体験学習で留守、この年ほとんどの主力は6年でなく5年。
1年生で野球チームに入って何ヶ月か、フライが捕れるかどうか極めて怪しい。(いや多分はまだ無理。)
息子も数合わせのため徴兵された。

しかも試合会場は本牧市民・臨海公園の運動場の野球グラウンド。
なんだ?そこは???!
立野小学校や柏葉公園で試合するんじゃないのか?

なんだか本格的な試合じゃあないか!大丈夫なのか?



わたしが少年野球の公式戦というのは未知との遭遇。
そして、本牧市民・臨海公園はバスに乗っていかなければたどり着かない。
ひとりでバスに乗れないことはないだろうけれど、そのような危険は犯すわけにはいかない。

わたしが付き添って行かなければ、そして少年野球の試合がどのようなものか是非とも見物しなければならない。
本牧市民・臨海公園
↑ここです。
海の近くにこのような施設があったとは、この時まで知りませんでした。
とても素敵な公園です。広い。

でもこの管理センターは確かに見覚えがあるのですが、野球場は雰囲気が違う。
昔は何面か取れてたような気がする。
もしかしたら違う公園だったのか?
でも確かに管理センターはここだった。あれから改修したのでしょう。

試合が終わったら公園内を見学して歩いても良いわ。
さて、試合が始まる。対戦相手は、忘れました。
で、主力ほとんど欠いたチームは残念なことに負けてしまい、息子試合に出るといってもちょこっと外野守った。
幸いに球は飛んでこなかった。

最後の方にバッターでも出る予定だったが、打順が回ってくる前に試合は終わり残念なことに打席には立てなかった。

小学生としては猛体力誇る息子。また中年女としても猛体力誇るわたしもはじめての公式戦に疲れ、公園見物は後日に譲りバスに乗って帰ってきました。
息子はバスの中で寝た。

あと何年かは試合に出ることはないだろうが、いずれは輝く少年野球の星となるのだ。
だが小学校は6年。
レギュラーになれるまでにはあと何年か?
小学生生活はまだまだ長い。




柏葉公園

猫たちをドードーと飼える環境は整い、野球少年となった息子は無事小学生となって立野小学校に通うようになった。
保護した当時小さな仔猫だった姉妹猫は大猫となり、とりわけサビ猫のちゃぴこは肥満猫になってしまった。

店子さんの猫さんたちとは仲がいいわけではないが、喧嘩もせずに平和な日々が続いたが、相変わらずアル、クリストファー、ぶっちゃんのもともとの飼い主の所在はつかめず、失踪したとのウワサすらあり。

だが、なんとアルとぶっちゃんは賢くも新たな飼い主しっかり見つけましたね。
クリストファーだけが野性化して新たなテリトリーを求めて旅立ってしまった。

息子は冗談みたいながらなかなか熱心に野球に取り組んでいた。
もっともこの頃の後の高校球児時代とは違って、YMCAの水泳教室に通っていたしサッカーもボールを持っていて公園でやっていた。
柏葉公園のグラウンド
↑このグラウンドは野球の試合や練習もしたけれど放課後サッカーの練習もしていた。

公園の注意書き
このようなポリシーのグラウンド、硬式球はNG。
朝行くとよく老人クラブの人たち?!がゲートボールに興じている。
周りは遊歩道になっていて桜の木の並木になっている。

あの駄犬がいた頃にはわたしはこちらを日々散歩した。

だが、高校生になるとサッカー野球はNG。

それはそうだろう、成長の過程を見ればわかる。
中学生、高校生となれば子供軟式野球が如何にヤワだったかよくわかる。

だが、この柏葉公園のグラウンド及びミッション系盲学校のグラウンドが小学生の軟式野球、サッカーOKだったので、毎日のように柏葉公園、盲学校、立野小学校の校庭で放課後過ごしてました。

柏葉公園はこの金網の貼ってあるグラウンドとは別に金網なしの桜の大木と藤棚まである小さなグラウンドもある。
児童公園
遊具のある児童公園もあり、ここでは赤ちゃんの頃から遊んでいた。
奥に見えるのはログハウス。

ログハウスは小学生までの利用。
だが、残念この建物が建った頃にはもう息子は小学生も高学年になっていた。(なのでわたしはよくわからない。今度取材してこよう。)

そんな猫たちと共に成長し、野球少年となった息子に小学1年生の夏休み早くも試合出場の声がかかったΣ(゚д゚lll)
外野手出場してもらうかも知れない?
フライ捕れるのか?

うちの息子は天才か?いやそんなわけではあるまい。
そのとうり、もっと大きな少年より上手だから試合に出るわけではなく、試合日程と5年生の体験学習(昔は林間学校と言った。)の日がバッティングして5年生のほぼ全員が出場不可となった。
たとえ、負けるのがわかっていても棄権するワケにはいかないので数合わせに1年生も出てもらうかも知れない。

息子初めての試合。
頑張るんだ(((o(*゚▽゚*)o)))




猫と家と少年野球の始まり

白毛金目銀目、サビ緑目の♀仔猫を手に入れたわたし。
母猫ぶっちゃんの飼い主には特に了解は得なかったが、この猫たちはわたしのものさ(キッパリ)

というか、白猫クリストファー、アル、バイカラーもしくはパンダ猫ぶっちゃんの飼い主は姿を見ることが極めて少ない。
ウワサによると夜働きしている。
とも演奏旅行((’◇’))に出ているとも(一応ミュージシャンだということだ。)、、。

どこで何してるかはとにかく、訪ねていっても偶然会うことを想定してもいないもの了解得るも得ないもない。

とりあえず、猫はうちの(=ΦエΦ=)となった。

そしてぶっちゃんもしくはブチ子+白猫2の飼い主アパートのとなりに家をわたしは手に入れる。
さぁ、ドードーと猫を飼うのだ。

そして、その家はアパートを改装したボロ家なので間借り人を置くことに決定。
間借り候補者あっという間に現れ、猫3匹連れて来ていいですか?

って、間借りするとしたらお宅様だけだから丸ごとOKよ。
で、決まり。

うちはわたしの猫となった白猫シーラ、サビ猫ちゃぴこと間借り人猫3匹の多猫所帯となった。

その頃、息子は町内会の少年野球チームに入りたがっていた。
だが、時は息子まだ保育園児、野球というものは小学生くらいにならなければ無理であろう。

だが、その少年野球チームの世話役の竹之丸地区には極めて少ない商店主からなんと入部を薦められる。

「あのー、まだ無理では、、。いえ、それ以前にあのような小さい子供は邪魔ではないでしょうか??」
いえいえ、あれくらいになればたくさんです。
本当か?

ならば、本人も入りたい。と、言っているものの反対する理由はわたし的にはない。
時に息子保育園年長組、成人したのちには185cmまで身長は伸びたが、この頃から背だけは保育園で1番高かった。

この少年野球、リトルリーグのようなカタギなものじゃなく、軟式で町内会の付属。
更に最年少とはいえ、入ったのだから何年後かのレギュラー目指さなくてはなりません。

だが、野球の練習は保育園児とはいえ家するわけには行かず、道端では危ないヽ(`~´)ノ アブナイ!!

だが、うちの恵まれていたことは

盲学校のグラウンド
4軒先に盲学校のグラウンドあるのです。

全国的にも珍しいミッション系私立の盲学校です。
近所の子供には使わせてくれるのです。

今現在は世の中が物騒になってきたので
施錠された門
このようにわたしの家側からは施錠してありますが、息子が保育園児から小学生だった頃はこの門じたいがなくて断りなしに子供野球の練習ならしてもOKだった。

猫たちと少年野球との幸せな日々の始まり。