真夜中の攻防

夏の終わりに、、わたしは壊れかかった(T-T)

SPはすっかりうちの周辺のテリトリーに戻ってはきたものの、うちにはあまり寄りつかずもっぱら隣の家で食事をし、そのまた隣の家の軒下を借りている。

だが!SPわたしは諦めないからな。

8月の殺人的な暑さにわたしは疲れ、はたまたサイトのリニューアルで忙しくてブログの更新のヒマがなかった。

いや、本当に暑さとサイトリニューアルのせいか?

そうではあるまい。
わたしは体調不良のあまり熱が出て、倦怠感のあまり買い物に行くのもママならず、、。

いやだが!熱が出たと思ったら熱が下がってる。
酷いときは34度まで下がった。

きっと汗かいたからさ!
と、タカをくくるも、、。不安じゃ。
まさか何か悪い病気なのでは、、。

わたしが病に倒れたら、息子はもう大人だから大丈夫だけれど、猫どもはどうなる?

とりわけ動物病院通いをしなければならないちゃちこは?

イヤ待てよ。ちゃちこ?

ちゃちこは最近は元気を取り戻している。
動物病院での治療と投薬が功を奏している。

だがそれに反比例してわたしの元気がなくなっているのはどうしたことだ?
ちゃちこに生気を吸い取られているのか?

もしやしてわたしの体調不良はちゃちこが原因ではないか?

そう、ちゃちこはわたしと寝る。
冬は掛け布団の中でぐっすり眠る。

だが、夏は時として廊下の片隅で眠っている。夜中にわたしのところに来て一緒に眠る。

ここではいい。
ここまでは問題はない。

問題は次だ。

夜中の3時頃、わたしに肉球攻撃を仕掛ける。
前足の肉球でわたしのホッペをぎゅうぎゅう押すのだ。

目が覚めるまで押す。
それで起きなきゃ、爪を出して押す。

いい加減に起きる。
お腹すいたのかと、台所の猫のお食事場に一緒に行く。

まだ、ここまではいい。

そのあと、1時間おきに肉球攻撃を仕掛けるのだ。
6月7月頃に比べれば、日の出は遅い。

その遅い日の出に合わせて猫は眠る。

このようにだ。

わたしは猫ではないので寝ているわけにはいかないので、日の出より後に本気になって起きる。
顔を洗って、パジャマから普通の服に着替える。

すっぴんで昼日中を過ごす勇気がないので化粧をする。

パソコンを立ち上げてメールチェックをする。
つまりは日中の働きモードになって身を鎧う。


寝ぼけるランプ。

猫ならぬ身のわたしは寝てるワケにはいかないのだ。

だが、だるい。
体温が低い。

代謝も免疫機能も低下しているに違いない。

これって、慢性的な睡眠不足のせいじゃないか?

ならば、、。ちゃちこよ!覚悟しろ。
わたしは眠る。人間だから夜眠る。

寝ても寝ても倦怠感が酷かったら病院に行こう。

夜中の1時にやってくるのはいい。許す。
次、3時に起こすのはまだいい。
起きてやる。

そして一緒に猫ダイニングに行こう。
だが、許すのはここまでだ。

わたしは冷たくちゃちこを置いてドアを閉めた。
閉めて眠った。

朝まで。

そしたら、夜が明けて後、倦怠感は軽減、そして体温36度4分。平熱だ。
いや、朝の割には高いくらいだ。

このようにわたしは生き返り、再度、ちゃちこの動物病院通い、ピアノのレッスンにわたしのピアノの練習、サイト制作にブログ書き、めげずにSPを手なずける。家の掃除に料理その他にせいを出せるようになった。

ちゃちこよ。
夜中一緒に遊んでやるわけにはいかないが、それ以上に猫どものためにもわたしが入院したりするわけにはいかないのだよ。