青地と蛇の物語

うちの近所の工事は遅々として進まないように見えて、いつの間にか道路が拡張されて竹山は掘り返された造成地として生まれ変わった。
うちはこの工事現場とは隣接していないので工事人たちはわたしのところへは工事の進捗状況についての説明には来ない。

なので、あるときはさりげなく、またあるときはドードーと隣接地の住人に聞き込みをしている。

工事開始の頃はホタルブクロが花ざかりだったのが今は桜が満開、いつの間にか変化しているとはいえ、手早い工事とは思えない。

そのためか可愛いSPは工事慣れしたらしく工事人の手が及ばぬ蕗の野原までやってこられるようになった。
あの蕗の生い茂る地所は誰のもの?

それは国のもの。だそうだ。
なんだって?それじゃ隣接する家の人の持ち物じゃあなかったのかい?

近所からの聞き込みだが、あのSPがよく寛いでる蕗の生い茂る地面一体は青地なそうなのだ。
だから、青地を示す青い杭が打ってある。
つまりは日本国の所有。(*´∀`*)ほじゃ日本国民であるわたしは入り込んでもOKだな!

ところで青地ってなんだ?
なので調査。
調査によると、青地とは国の所有する水路のこと。
だが、あの蕗の原は小川なんて流れてないよ。

今は蕗と木苺の芽が生えてるだけだが元は小川が流れていたらしい。

そうか、、。そのうちたくさん稼いで国からあの地所買い取ろいうかしら?

そしたら、その青地に今朝は蛇がやって来ました。
もう蛇の季節かしら?
まだ早い気がするのだけれど、、。
少し早かったみたい蛇さん動き悪し、大きめの蛇だったのでこれならSPやプクの餌食にならずに済むであろう。

かつて1代目ラッキーキャットのシーラはよく蛇を捕らえてきた。

早速ipadで撮影するも木苺の葉のほうが勢い良くて蛇の姿は分かりにくい。

だが、蛇もなかなか利口でちゃんと青地にいましたな。
重機に近づいたら哀れ蛇さん、蛇の干物に姿を変えるハメになるかもしれません。

まだ動きの鈍い蛇には気づかずにコロコロするSP。

今週でSPが暮らしていた家々の前面の道路工事は終わるのでうちの近くに帰っておいで。