大学生の運動会

大学生になっても息子は野球を続けた。
神宮は遠かったけれど、これだって東京六大学リーグじゃないか(*´∀`*)

ただ、高校生の頃とは比べ物にならないくらい練習はラク、楽なのはわたしじゃない!
とも言えるけれど、洗濯がラク、お弁当つくりがない。

部員の世話は女子大生がするので親はしない。

そんなある日、息子運動会に出る。
とのこと、そうか!大学でも運動会はあるのか?

見に行くからねヽ(*´∀`)ノ高田馬場でやるのか?東伏見か所沢か?
だが、息子拒否。
理由、だって清里でやる。

清里ってあの清里?山梨県の清里か?
なんでそんなところまで行って運動会やるのよ?
グラウンドなら東伏見にも所沢にもいくらでもあるじゃない。
体育会が貸してくれないならば新宿区の区営グラウンドでも借りりゃいいじゃない。

単なる運動会ではなくて、山登りをして夜はキャンプファイヤーを囲み翌日運動会をして、、。
それで、参加費はいくらいくら、ついてでに理工学部の運動会なんだと。

そして理工学部じゃなくても(息子は政治経済学部)参加出来る。

幼少の砌より運動会が大好きだった息子、運動会ときいて逃す筈はない。
清里で運動会か!いいな。青春してる。

だが、わたし生まれて初めて息子の運動会見物を逃す。
そして清里までの旅費と参加費を渡す。
大学生になって急にいろんなかかりは大きくなった。そりゃ、もう息子は大学生、アルバイトだってしているのだし実入りがないわけじゃない。




だが、大学生になってからは高校生の頃なかった係り多し。
その一つは服飾費、息子はお洒落だ。

だが、高校球児だった頃は髪は五分刈り、制服で通学、遠征の移動で私服着る機会はあまりなかった。
アルバイトで関心に洋服代は賄っていたが、運動会の参加費までは手がまわらない。

なんだか急に世界が異質に見えてきた。この頃。
それもそのはずでこのとき、息子は19歳。

あと数ヶ月で20歳。
20歳になれば、わたしにとってはいつまでも子供でも社会からは大人扱いされる。

大学生になってくれたのは嬉しいけれど、あの頃に戻りたい。
運動会を見に行けて、ママ友と野球の面倒を見ていた頃に戻りたい(´;ω;`)